「・・・あれ、家の鍵掛けたっけ・・・?」と不安になり家まで確認に戻る。
誰でも一度は経験したことがあるはずのこの現象。しかし、家に戻るとちゃんと鍵は掛かっている。(そして朝の出勤時間、この戻りは結構痛い・・・)
以前、あるある大辞典でこの現象が取り上げられていた。
人間が行動を起こすとき、脳からの指令が神経と筋肉に伝わって体が動く。ところが、日々定常的に発生する行動は、出来るだけ脳を使わずパブロフの犬のように体を動かし、脳の負荷を軽減しようとするのだそう。
脳が働かず起こす行動だから、必然、脳の "記憶" に残らず、「あれ?鍵掛けたっけ?」となるらしい。
そのTVを見てから、家の鍵を掛けるときは意識的に「今、家の鍵を掛けている!」と脳で考えるようになったのだが、日々の "脳を使わない行動" はいろんなところに潜んでいるらしい。
私の家は各駅停車駅で、急行に乗ると止まってくれない。でも、毎日 "駅に止まる電車は各駅停車" と思い込んでる私の脳と体は、とりあえず来た電車に乗ってしまうらしい。。
A駅(急行)- B駅(各駅)- C駅(急行)
A駅で電車に乗ったら急行だったらしく、C駅まで行ってしまって、ホームをくぐりやってきた電車に乗ったら、、、また急行だった。。目の前を自分の家が走馬灯のように過ぎ去る・・・。そして本日二度目のA駅ホーム。かなりの脱力感(T_T)
さすがに脳が動き、次の電車は各駅であることを確認して乗り込んだ。なんとか帰宅。
・・・・・・あるある大辞典の理論にこじつけた、単なる不注意な気もする。
他にこういう行動パターンってあるかな。脳は怠け者になるらしい。要注意。